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2021.8.5
こんにちは!おっちゃん先生の数学のつまずきワンポイントれっすーん!
今回は中学1年生で習う「正の数・負の数」の四則混合についてお話しします。
この単元は中学に入ってから学習しますが、とてもつまずきやすい単元ですのでしっかり覚えて
夏休みの間にしっかり復習しておきましょう。
ここでつまずく原因は、以下の3つが主な原因です。
特にこの原因の中で多いのは、「2.途中式を書く習慣がない」生徒さんが多数みえるということです。
頭の中で計算したものをメモ程度に書き出し、その書いたもので計算してしまうため計算式の符号がぬけたまま答えを出してしまうということがよくあります。場合によってはいきなり答えを記入してしまう生徒もみえます。こうなってしまうと、何処で間違えてしまったのかが解らなくなりだんだん沼にはまったかのように解らなくなってしまいます。
今回は上記にあげた原因を1つ1つ確認しながら解いてみましょう。
①( )の中 ② 累乗と「×」「÷」 ③ 「+」「-」
この順番で計算をしていきます。ここはしっかり押さえておきましょう。
では、例題をやってみましょう。
例題
20÷(-4)-(-5)×(-4)=
このときのコツは、「かっこの前にある「+」「-」の前で区切る」です。
まずは、解りやすくなるように式を区切ってみましょう。
区切ったところをそれぞれ計算してみましょう。
まずは前の部分を計算します。
ここで注意することは、まず符号は「+」「-」のどちらになるのか。
計算した答えはなにになるのか。
20÷(-4)=
まず、符号は「-」の数が1つなので「-」ですね。
計算した答えは「20÷4=5」になります。
したがって・・・計算の答えと符号をあわせて
20÷(-4)=-5 となります。
次に、後ろ部分も同じようにやってみましょう。
同じように注意することは、まず符号は「+」「-」のどちらになるのか。
計算した答えはなにになるのか。
-(-5)×(-4)=
まず、符号は「-」の数が3つなので「-」ですね。
計算した答えは「5×4=20」になります。
したがって・・・計算の答えと符号をあわせて
-(-5)×(-4)=-20 となります。
ここまでの流れをまとめてみよう!
この中で大事なことは、区切る位置とその答えを途中式としてしっかり書くことです。計算の答えは「-25」となります。
頭の中でできてしまう計算かもしれませんが、途中で混乱して解く時間をかけるよりしっかり書いて計算ミスを減らすことでしっかり点数をとりましょう!
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